これまで、絵画の値段の決められ方などは、一般の方がまったく知ることができない世界でした。
画廊の経営者がこの値段だと言えば、その値段で納得するしかありません。
制作現場や流通事情など、絵画販売についてもっとも広い知識を持っているのが画廊の経営者だからです。
顧客としては、なぜその値段であるのかはまったく知る由もありません。
そこで、画廊で販売されている額で購入するしかなかったのです。
ところが、絵画販売もネットの普及で変わりつつあります。
ネット画廊のなかには、公明正大に流通経路や値段の内訳を明瞭にしているところも多く、顧客も納得して絵画を購入することができています。
ネットで絵画を購入する場合、実際に実物を見て気に入るかどうかがきになるところです。
ところが、ネット画廊の多くが、返品も受け付けてくれているというのですから驚きます。
おかげで、パソコンのモニターで見て、これが気に入ったと思ったなら気軽に購入することも可能になりました。