思い出の絵画

私には忘れられない絵画があります。
それは学校の美術の先生、そして子供の頃通っていたアトリエの先生方の絵画です。
その二点が思い出深いです。
お二人共、もうこの世にいらっしゃいません。
一人はある題材をずっと連作で書いておられました。
もう一人は風景を主に描いていて海外にもよく足を運ばれていました。
見た風景を自己流の優しいタッチで描かれていて、子供の頃その大きな絵に(キャンバスが大きかったのです)感動を覚えていました。
もう一人、美術の先生の描かれる絵は、先生の想像の中で作られた絵でした。
けれどあたかもそこにあるように実在しているように描かれていていつも美術の部屋で大きなキャンバスを広げて描いていました。
お二人共油絵画家でした。
それ以来私は油絵が大好きになりました。
今私は時折お仕事で風景などを描かせていただくことがありますが、いつも美術部にいた時の油絵を思い出します。
とても思い出深い、そして大切な思い出です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です